
JOURNAL 2023.05.17(Wed)
ラストワンマイルを遠隔操作で“つなげる”。小型パーソナルモビリティのある未来都市へ
車がなければ生活に困る——。高齢化や核家族化が進む昨今、高齢者などの交通弱者にとって、最寄りのバス停や駅まで、どのように移動するのかは切実な問題です。内閣府の「スーパーシティ及びデジタル田園健康特区における先端的サービスの開発・構築等に関する調査事業」を受託したNTTコミュニケーションズ(以下、NTT Com)は、こうした交通弱者のラストワンマイル対策として、2023年2月に茨城県つくば市の宝陽台で、遠隔監視型の小型パーソナルモビリティを活用したシェアリングサービスの実証実験を実施しました。 今回は、この実証実験が実施された経緯や得られた成果などについて、同プロジェクトに関わったつくば市政策イノベーション部スマートシティ戦略課の中山秀之課長、大塚直哉主任、ドコモビジネスソリューションズの児玉雅彦、そしてNTT Comの成田瞬、久保晶の計5名に、話を聞きました。