2025年7月より、NTTコミュニケーションズはNTTドコモビジネスに社名を変更しました

Xtrepreneur Award

2026.04.17(Fri)

共創が社会を動かす。Xtrepreneur AWARD 2026、エントリー開始

企業単独では越えられない課題。その解決策として、いま「共創」が注目されている。Forbes JAPANが主催し、NTTドコモビジネスが共催、経済産業省が後援する「Forbes JAPAN Xtrepreneur AWARD 2026」のエントリー受付を、2026年4月16日(木)より開始した。

本アワードは、企業や組織が持つアセットを掛け合わせ、新たな価値を創出する“共創プロジェクト”に光を当てるもの。4回目を迎える今年度は、さらに裾野を広げ、多様な挑戦を募集する。

目次


    共創は「選択肢」から「前提」へ

    市場の複雑化、社会課題の高度化。これらに対し、単一企業のリソースだけで応えることは難しくなっている。そこで注目されているのが、企業同士が強みを持ち寄る「共創」というアプローチだ。

    Xtrepreneur AWARDでは、この共創を単なる連携ではなく、新たな価値創出を生み出す取り組みとして捉えている。異なる業界、異なる思想、異なるアセット。それらが交差することで、これまでにない解決策が生まれる。

    Xtrepreneurとは何か

    「Xtrepreneur(クロストレプレナー)」とは、複数の企業がクロス(共創)しながらプロジェクトを推進する、起業家精神を持つプレイヤーたちを指す言葉だ。既存の資産(レガシー)をオープンに接続し、新たな価値を生み出す。そのプロセスそのものが、社会課題解決の鍵になる。

    2025年度にグランプリを受賞した、NEWGREENの代表取締役・山中大介氏

    Xtrepreneur AWARD 2026について

    本アワードでは、業界を越えた複数企業による共創プロジェクトを対象に、幅広くエントリーを受け付けている。社会課題に対してインパクトをもたらす取り組みであること、さらに日本発でグローバル展開の可能性を持つプロジェクトであることが求められる。

    それらの共創プロジェクトの価値を多面的に評価するため、以下の観点に基づく審査が行われる。

    これらの基準は、過去開催においても一貫して重視されてきた評価軸であり、共創によって生まれる新たな価値を見極める指標となっている。

    多様な視点で評価する審査員陣

    本アワードの審査には、ビジネス、デザイン、投資、大学・研究機関など、多様な領域で活躍する専門家が参画する。2026年の主な審査員は以下の通りである。

    片山 幹雄(Kconcept 代表取締役社長/東京大学生産技術研究所 研究顧問)
    坊垣 佳奈(マクアケ 共同創業者 Xinobi AI 非常勤取締役 品川女子学院 顧問 サツドラホールディングス 社外取締役)
    巽 達志   (住友商事 常務執行役員 CDO・CIO デジタル・AIグループ CEO)
    尾﨑 典明(エスファクトリー代表 一般社団法人TXアントレプレナーパートナーズ副代表理事)
    松本 博子(女子美術大学 理事 副学長 共創デザイン学科学科長)
    山中 大介(SHONAI 代表取締役CEO)
    戸松 正剛(NTTドコモビジネス 統合マーケティング部長 OPEN HUB for Plural Futures 代表)
    谷本 有香(Forbes JAPAN Web編集長)

    それぞれ異なる専門領域の知見をもとに、共創プロジェクトの可能性と社会的価値を総合的に評価する。

    過去の受賞プロジェクトが示すもの

    これまでの受賞プロジェクトには、単なる新規事業ではなく、“共創だからこそ成立する価値”が数多く見られた(例を下記に記載)。それは、「誰と組むか」によって、プロジェクトの可能性そのものが拡張されることを示している。

    ・異業種連携による新たな市場創出
    ・社会課題に対する実装型ソリューション
    ・日本発でグローバル展開を見据えた挑戦

    前回のアワードでは、業界や企業の枠を越えた共創によって、社会課題に新たなアプローチを提示するプロジェクトが受賞している。その中から2つのプロジェクトを紹介しよう。

    ■ 農業の常識を変える共創

    「アイガモロボ」|井関農機 × NEWGREEN

    (写真左から)NEWGREEN代表取締役社長 山中大介氏、井関農機 代表取締役社長 冨安司郎氏、NEWGREEN 中村哲也氏

    昨年、グランプリを受賞したのが、自動抑草ロボット「アイガモロボ」プロジェクトだ。 水田農業における大きな課題の一つである“除草作業”。本プロジェクトでは、この課題に対し、ロボットによる自動化というアプローチで応えている。

    開発を担うNEWGREENと、農業機械の販売・サービス基盤を持つ井関農機が連携し、水田内を自律走行するロボットを実用化。水を撹拌して濁らせることで光合成を抑制し、雑草の成長を抑える仕組みを実現した。

    アイガモロボの実機

    その結果、除草作業の工数を約58%削減し、収量の向上にも寄与するなど、農業現場における実用性と効果が確認されている。

    本取り組みは、技術開発と現場実装、さらには販路の構築までを含め、異なる強みを持つ企業同士の共創によって成立したプロジェクトである。日本国内にとどまらず、海外展開も視野に入れており、共創による社会実装の可能性を示す事例の一つとなっている。

    ■ 廃棄物を価値に変える共創

    「CHOCOPEN(チョコペン)」|三菱鉛筆 × DOYA × CLOUDY

    (写真左から)CLOUDY副理事 鳥居優美子氏、三菱鉛筆 数原滋彦氏、DOYA CEO / CLOUDY代表理事 銅冶勇人氏

    カカオ生産地であるガーナでは、カカオの殻が廃棄物として大量に発生し、腐敗による健康被害や環境負荷が課題となっている。この未利用資源に着目し、鉛筆として再生する取り組みが「CHOCOPENプロジェクト」だ。本プロジェクトでは、アフリカで事業を展開するDOYAおよびCLOUDYと、筆記具メーカーである三菱鉛筆が連携。カカオ殻を粉末化し、鉛筆の軸として活用する技術開発と製品化を実現した。

    特筆すべきは、廃棄物削減だけでなく、現地における雇用創出や教育機会への貢献にもつながることである。単なる製品開発にとどまらず、環境・社会・教育の複数の課題に同時にアプローチする共創モデルといえる。

    チョコペンの完成品

    「アイガモロボ」と「CHOCOPEN(チョコペン)」、これら2つの事例に共通するのは、異なるアセットや技術を掛け合わせることで、単独では実現が難しい領域に踏み込んでいる点だ。Xtrepreneur AWARDは、こうした共創による挑戦を可視化し、次の社会実装へとつなげる場となる。

    共創を社会実装へとつなげるために

    社会全体のソーシャルイノベーションの機運を高めるため、NTTドコモビジネスの事業共創プログラム「OPEN HUB」は、複雑化する社会課題の解決に向け、企業の垣根を越えた共創を推進している。

    孤軍奮闘する挑戦者を「クロストレプレナー」と名付け、Forbes JAPANというグローバルメディアを通じて可視化することで、日本発の共創プロジェクトを社会へ、そして世界へと広げていく。それが、「OPEN HUB」が本アワードを継続する意義である。共創による挑戦が、次の社会実装につながっていく。そうした取り組みのエントリーを広く受け付けている。

    応募エントリーはこちらから
    https://forbesjapan.com/feat/xtrepreneur_award/
    2026年度の応募エントリーは、5月29日(金)まで受付中。

    募集概要

    応募対象
    ・業界を超えた2社以上による共創プロジェクト
    ・社会課題にインパクトをもたらす取り組み
    ・日本発でグローバル展開の可能性を持つプロジェクト

    応募期間
    2026年4月16日(木)〜5月29日(金)

    応募方法
    特設サイトよりエントリー
    https://forbesjapan.com/feat/xtrepreneur_award/

    スケジュール
    2026年4月16日(木)〜5月29日(金):エントリー期間
    2026年7月30日(木):ノミネートプロジェクト(一次審査通過)発表
    2026年8月26日(水):アワード受賞発表/授賞式(会場:オークラ東京、東京都港区)
    2026年9月25日(金):Forbes JAPAN 本誌特集掲載

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