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2023.09.15(Fri)

OPEN HUB Base 会員限定

増大するモバイルセキュリティの脅威、対策のためのポイントとは?

#セキュリティ
ハイブリッドワークの導入や業務効率化のために、スマートフォンやタブレットを業務に活用する企業が増えています。それに伴って、モバイル端末を狙ったセキュリティ攻撃も増加しています。モバイル用のOSはPCと仕様が異なるため、専用のセキュリティ対策が必要だったり、社員全員の端末を管理しきれなかったりなど、モバイル特有の難しさがあり、対策が後手に回っているケースも少なくありません。

OPEN HUBでは、モバイルセキュリティをテーマにしたウェビナーを開催しました。第1部ではNTTコミュニケーションズ(以下、NTT Com)のソリューションサービス部でチーフコンサルタントを務める北川公士がホストとなり、NTT ComとNTTドコモのセキュリティ専門家による、モバイルセキュリティの脅威と現状についてのクロストークを。第2部ではNTT Comでセキュリティ対策のソリューションを提供する情報処理安全確保支援士を務める小林真透が、セキュリティ戦略の立て方についての説明を行いました。モバイルセキュリティ対策に悩む方々にとっては必見の内容をお伝えします。

ワークスタイルの変化で増えるモバイル端末の活用

場所や時間にとらわれずに働くフレキシブル・ハイブリッドワークを取り入れる企業が増えつつあります。そんな変化に伴い、スマートフォンやタブレットを業務で使うシーンが増えてきました。NTTドコモ モバイル社会研究所が発行する『データで読み解くモバイル利用トレンド2022-2023』でも、テレワークで利用している機器として、Android/iOSのタブレットやスマートフォンを活用しているユーザーが多く、特にスマートフォンはテレワークにおけるコミュニケーションのキーアイテムとして多く利用されています。

モバイルを活用した業務改革も進んでいます。NTT Comのソリューションサービス部でSASEソリューションの責任者としてプロジェクトに携わる城征司は、「モバイルを活用した営業チームの業務改革をお手伝いしたり、例えば建設業界では工事現場でタブレットによる情報共有を進めたりなど、さまざまな業種でモバイルを積極的に取り入れています」と説明します。

城征司|NTT Com ソリューションサービス部 デジタルソリューション部門4G 担当部長 プリンシパルコンサルタント
SOCにてUTM導入やログ分析、セキュリティSMを経験。2008年より大規模認証局システムの構築・運用PMとして8年間従事。2016年からはセキュリティコンサルタントとしてインターネットGW、CASB、EDR、SOC導入など多くのお客さまのセキュリティ強化を支援。2020年には「SASEソリューション」立ち上げに携わり、現在もそのソリューションオーナーとして当社のビジネス拡大をリードしている。

その一方で、課題になっているのがモバイルに対するセキュリティ攻撃です。NTTドコモの情報セキュリティ部でセキュリティインシデントハンドリング(CSIRT)に取り組む儀間哲仁氏は、昨今のモバイルセキュリティの脅威について「フィッシング詐欺が増えており、スマホを起点としたセキュリティ被害が広がる傾向にあります」と警鐘を鳴らします。

儀間哲仁|NTTドコモ 情報セキュリティ部 サイバーセキュリティ対策室 室長
無線アクセス技術の研究開発を中心に研究開発部門の業務に従事。2022年よりセキュリティインシデントハンドリング(CSIRT)を中心にNTTドコモ全社のセキュリティ対策強化に取り組んでいる

モバイルを起点としたセキュリティインシデントが拡大

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