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2024.09.25(Wed)

「来たれ、DX万博へ。」docomo business Forum'24の注目ポイントをご紹介!

#データ利活用 #イノベーション
ドコモグループの法人ビジネスイベント「docomo business Forum'24」(以下 「dbF'24」)が、2024年10月10日と11日の2日間にわたって開催されます。
今年は「来たれ、DX万博へ。」をコンセプトに掲げ、ドコモビジネスが実現する「手の届く未来」を直感的にご体感いただくために最新テクノロジーとユースケースを取り揃えています。
本イベントの見どころについて、NTTコミュニケーションズ(以下、NTT Com)経営企画部 広報室長の山下 一石が語りました。

目次


    ——「来たれ、DX万博へ。」というコンセプトを掲げた背景について教えてください。

    「万博」という言葉には、さまざまな人や物、技術が集まって未来のアイデアが生まれる場所という意味があります。「dbF’24」でコンセプトに掲げた「DX万博」は、さまざまな課題に取り組むお客さまと、さまざまな場面で活躍するDXの英知が集まり、お客さまとドコモビジネスの共創のアイデアが生まれる場になればと考えています。

    ——グラデーションカラーのキービジュアルも印象的です。

    3つのテーマに使用されているカラーそれぞれが交わることで、DXの英知やお客さまとのアイデアが集まる世界観を描きました。

    山下 一石|NTT Com 経営企画部 広報室長

    ——展示内容はどのような内容になるのでしょうか?

    大きく3つのテーマ「事業イノベーション」「EX(従業員体験)向上」「次世代企業プラットフォーム」に分けて、サービス・ソリューションの展示や講演、スペシャルゲストとのトークセッションを行います。

    「事業イノベーション」では、主に事業部門(LOB)のお客さまをターゲットに共創や新規事業の企画、既存業務の効率化などを支援するソリューションを紹介します。
    ここでは生成AIを用いたコンタクトセンターや、IOWN、NTN(Non-Terrestrial Network:非地上系ネットワーク)といった最新のテクノロジーを活用した事例を数多く用意しています。

    「EX向上」は、人事やオフィス管理、社内交流推進などを担う総務・HR部門のお客さまをターゲットに、従業員の業務環境や心理的環境をより良いものにし、ウェルビーイングの実現を支援するテクノロジーをご紹介します。
    特に、NTT版LLMの「tsuzumi」とドキュメント検索技術等を組み合わせた回答生成など、生成AIによる従業員支援ソリューションに注目していただきたいです。

    「次世代企業プラットフォーム」では、ICTを用いた業務改革支援や、レジリエンス強化などを推し進める情報システム部門のお客さまを主ターゲットに、企業のICTインフラの高度化や効率化を支援するテクノロジーをお届けします。
    例えば、AI活用や映像伝送などの大容量・低遅延のニーズ拡大に対応する「APN専用線プラン powered by IOWN」や、液冷方式サーバー機器に対応した超省エネ型データセンターサービス「Green Nexcenter®」、ゼロトラストの仕組みを用いたCRX(Cyber Resilience Transformation)などといったソリューションに加え、すでに実装フェーズにある事例をご紹介します。

    また、今年もOPEN HUBゾーンを設け、対話×外部データ×生成AIで新たな体験価値を創るデジタルヒューマンや、CX向上を見据えた未来店舗を実現するマーケティングソリューション、お客さまのアセットとNTTのアセットを掛け合わせて新規ビジネスアイデアを創出するAIを中心に、お客さまとの共創事例・ユースケースをお見せします。そして、カタリストによる講演や一般社団法人Future Center Alliance Japan(FCAJ)理事とのセッションも行います。 

    FCAJの会員であるNTT Comは、その活動の一環として今年9月11日に「イノベーションの社会実装~アイデアをPoCから社会実装に繋げるには?~共創に関する取り組みと課題」というテーマのもとにFCAJ会員企業とワークショップイベントを主催。ゲストスピーカーを招いた講演とグループディカッションを実施し、業界の垣根を越えた意見交換やアイデア創出を行いました。「dbF’24」でのセッションは共創を実現するために必要な仕組みとマインドをお伝えします。

    FCAJ会員企業とのワークショップイベントの様子

    ——充実した内容になりそうですね。例年、ゲストを招いた講演会も好評ですが、今年はどのようなラインナップになっているのでしょうか。

    NTT Com 代表取締役社長の小島 克重による基調講演が初日に行われるほか、先ほどの3つのテーマに沿って外部有識者を招いた特別講演が連日開催されます。10日には、武藤 将胤 氏(一般社団法人WITH ALS コミュニケーションクリエイター 代表理事)とNTT Com 代表取締役副社長の工藤 晶子によるIOWNに関する対談、岸 博幸 氏(慶應義塾大学大学院 メディアデザイン研究科 教授)とNTT Comでヒューマンリソース部長を務める宮川 龍太郎によるEX向上をテーマにした対談が行われます。11日には、NTT Com 代表取締役社長の小島 克重と岡田 武史 氏(株式会社今治 夢スポーツ 代表取締役会長)の生成AI時代をテーマにした対談や、山口 周 氏(株式会社 ライプニッツ 代表取締役)とNTT Com 常務執行役員の本髙 祥一による地域創生に関する対談、名和 高司 氏(京都先端科学大学ビジネススクール 教授)とNTT Com 代表取締役副社長の金井 俊夫の次世代ICTプラットフォームに関する対談が行われる予定です。

    また、Forbes JAPANとのタイアップ講演では、企業の垣根を越えて共創でビジネスをおこし、社会課題の解決に挑む次世代の「事業共創家」を表彰するXtrepreneur AWARD(クロストレプレナーアワード)で受賞した「脳の健康チェック」をクローズアップ。電話×AIという新旧技術の融合で実現したプロジェクトを掘り下げ、共創のあり方と次世代の事業モデルについて探ります。さらに、今年はビジネス映像メディアを運営するPIVOTとのタイアップも行い、幅広いお客さまにお届けしていきたいと考えています。

    ——今年の「dbF’24」の特徴とはどういった点にありますか?

    生成AIの実装フェーズに焦点を当てて、コンセプト展示からより実践的な展示へと進化させています。
    先ほど挙げた生成AIを用いたコンタクトセンターでは近年課題となっているカスタマーハラスメントの対応を実現する次世代コンタクトセンターのモックアップの展示を行います。また、「tsuzumi」とドキュメント検索技術等を組み合わせた回答生成に関する展示は、実際の現場でドコモビジネスがお客さまと共に取り組んでいる事例をベースにしており、現場の声が伝わってくるような説得力があるものになっていると思います。

    また、今年はNTTグループの宇宙領域における取り組みもご紹介します。Starlink Businessを使った衛星インターネットサービスやHAPS(高高度プラットフォーム)を用いたNTN(Non-Terrestrial Network:非地上系ネットワーク)技術を大きく取り上げている点は昨年とは異なります。

    さらに、イベント運営においてはサステナブルな社会の実現をより意識しています。具体的には、本イベントで利用する電力や会場装飾、人の移動に伴うCO2排出量を算定し、J―クレジット※1を購入することでカーボンオフセット※2を実施します。

    ※1:Jークレジット制度とは、省エネルギー設備の導入や再生可能エネルギーの利用によるCO2などの排出削減量や、適切な森林管理によるCO2などの吸収量を環境価値とみなして売買可能なクレジットとして国が認証する制度です。

    ※2:本イベント終了後、CO2排出量の算定結果をもとに同量のJークレジットを購入することでオフセットを実施予定です。算定方法や結果については別途公表予定です。

    ——この1年間におけるドコモビジネスの進化が表れている内容にもなっているのですね。最後に、「dbF’24」への来訪を検討している方々にメッセージをお願いします。

    今年は「DX万博」と銘打って、さまざまな事業課題に取り組むお客さまと、DXの英知が集まり交わる場所をめざします。ご来場いただく皆さまには、ドコモビジネスの実現する「手の届く未来」に触れていただき、ぜひ多くのヒントを持って帰っていただければ幸いです。

    「docomo business Forum’24」の申し込みはこちら

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