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vol. 02

  • About OPEN HUB

一人ひとりの思いを起点に未来をつくるメディア&コミュニティーのかたち

OPEN HUB for Smart Worldは、未来へと向かう意思あるビジネスパーソンがつながり、新しいビジネスのタネを模索し、問いを深め、事業を生み出す場。本稿では、社会課題のための新しい事業のタネを見つけるさまざまなイベントやワークショップを行うコミュニティー「OPEN HUB Base」と、広く情報発信を行うウェブメディア「OPEN HUB Journal」について、OPEN HUBのChief Catalyst/Media_Community・柴田知昭が紹介します。

未来をつくるために必要なこととは

NTTコミュニケーションズが目指す、DXやICTの力によってさまざまな社会課題が解決された世界、Smart World。OPEN HUB for Smart World(以下、OPEN HUB)は、Smart World実現に向けて、お客さまやパートナーの皆さまとともに社会・産業のDXを実現するための新たな事業コンセプトやビジネスを生み出す共創の場です。

現在スマートシティ、スマートモビリティ、スマートヘルスケア、スマートワークスタイル、スマートエデュケーション、スマートファクトリー、スマートカスタマーエクスペリエンスの7分野を注力領域とし、パートナーやお客さまと共創しながら、社会が直面する課題を解決するための事業を生み出したいと考えています。

ビジネス共創のためには、Smart Worldに関する世の中のトレンドや、DXの道具となる最先端のテクノロジーの動向、参考にすべき共創事例などの情報収集、そして、ともに社会課題の解決を目指す仲間づくりやコミュニケーションが必要です。OPEN HUBでは、こうしたニーズに応えるものとして、コミュニティー「OPEN HUB Base」とウェブメディア「OPEN HUB Journal」を用意しました。

同士とともに事業のタネを見つける「OPEN HUB Base」

OPEN HUBのコミュニティー「OPEN HUB Base」は、企業に所属しながら、社会課題解決のための新しい事業コンセプトの創出や社会実装を目指す方々が集うコミュニティーです。これまでもNTT Comはビジネス共創を目指す方々のコミュニティー「C4BASE」を運営し、会員数は1,250社4,000名と、企業に所属しながらビジネス共創を目指す方のコミュニティーとしては、日本有数の規模を誇るまでに成長しました。OPEN HUB Baseはその営みを引継ぎ、これまで以上に魅力的なものへと発展させることを目指しています。

C4BASEのセミナーの様子(2019年7月)

「社会課題を解決する」といっても、そのやり方はさまざまです。とりわけ、私たちNTT Comをはじめ大企業の使命は、社会や産業全体の仕組みを変え、大きな変化を生み出すことではないかと考えています。しかし、一社だけでは実現できないことも多く、社会や産業全体の改革を行うには企業や業界を超えた連携が不可欠。そこで、OPEN HUB Baseでは、同じ旗印のもとに志をともにする仲間を集め、共創によって未来の新しい社会基盤を生み出したいと考えました。

今後OPEN HUB Baseでは、会員の皆さま向けに大小さまざまな規模のイベント(ウェビナー)を開催します。たとえば、共創やDXをテーマに講演やトークセッションを行ったり、われわれOPEN HUBやNTT Comのメンバーと会員がインタラクティブにコミュニケーションし、ディスカッションできるイベントを開催したりします。同じ目標を持つ仲間が同じ情報に触れ、ヒントを得るとともに、夢や悩みを共有できる場を目指します。

また、こうしたイベントのテーマも、私たち運営側が決めるだけではなく、会員の皆さまの思いやリクエストに応える内容にすることで、会員の皆さま一人ひとりが「PLAYER」として事業コンセプト創出や社会実装につなげられるものにしたいと考えています。

記念すべき第1回のイベントは2021年11月4日に経済産業省の須賀千鶴氏、情報学研究者のドミニク・チェン氏をゲストにお迎えし、OPEN HUB代表・戸松正剛とのトークセッションを実施。「あらためて考える共創のあり方」をテーマに、オンラインイベントを開催します。その後のイベントも順次お知らせしますので、楽しみにお待ちください。

未来を思考するためのヒントを発信する「OPEN HUB Journal」

いまご覧いただいているOPEN HUBのウェブサイトでは、Smart World実現のための新たな事業コンセプト創出を目指す企業の皆さま向けに役立つ情報を数多く発信していきます。

OPEN HUBウェブサイトメニュー
・JOURNAL:Smart Worldに関連する記事コンテンツの掲載
・PROJECT:OPEN HUBから生まれたプロジェクトの紹介
・EVENT:ウェビナー、トークセッションなどイベントの告知、配信
・CATALYST:OPEN HUBに所属する各分野に精通したNTT Com社員および社外の専門家であるカタリスト(プロフェッショナル)紹介

中でも「JOURNAL」では、Smart World各分野のトレンドや有識者の見解、DXの道具となる最先端の技術のほか、NTT Com社内外の各分野のプロフェッショナルである「カタリスト」が専門分野について語る記事や、課題解決にいち早く取り組んでいる企業の皆さまのインタビュー記事なども用意し、多様な視点を交えながら、読者の皆さまと未来について考えていきます。

カタリストの面々。

10〜11月にかけては、私たちが目指すべきSmart Worldの7つの分野ごとに、社会の動きやトレンド、NTT Comが着目しているポイントや注力している取り組みをビジュアルで伝える連載「Smart World Now」を順次掲載。また、10月25日からは、特集「あらためて考える共創のあり方」をスタートし、OPEN HUBでの取り組みや国内外の事例を紹介しながら、未来をつくるための共創のあり方について考えます。

未来をつくるのは、一人ひとりの思いと行動から

OPEN HUBでの対話や発信の中心にいるのは、企業に所属する、いわゆる“名もなき人”たちです。有名な人や組織の幹部だけでなく、一社員の思いや取り組みを取り上げたいと考えています。

ビジネスの話から少し飛躍しますが、これは民藝の世界にも通ずるのではないかと思います。民藝とは、「一般の民衆が日々の生活に必要とする品」。美しくデザインしようと思ってつくられたものではなく、「つくりやすく、使いやすく、丈夫であること」を念頭に、名もなき職人が工夫をこらしながらこしらえた「民衆の、民衆による、民衆のための工芸」です。民藝運動の父・柳宗悦は、そうした日常の中から生まれたものにこそ真理的な美しさがあるといいます。

一人ひとりの思いをもとに生み出されたものや、努力し積み重ねたことが世に放たれ、「イノベーション」と呼ばれることがある。最初はたった一人だったかもしれませんが、イノベーションとはそのときそのときに必要だと感じたものをつくった結果であり、次第に私たちの日常に馴染んでくるものなのではないかと思います。

「私一人の力じゃ何もできない」と思う人もいるかもしれません。しかし、その一人ひとりが持つ思いや取り組んでいる仕事は、未来をかたちづくるきっかけになり得るのです。OPEN HUBに集う皆さんには、「自分も未来をつくることができるかも」と思っていただき、その考えを共有・発信してほしいと思います。

志を同じくする人、その未来に共感する人、はたまた「こんな未来もあり得るんじゃないか」と提案したい人など、未来に向けた意思を持った方々とご一緒できることを楽しみにしています。未来へ向けて、ともに新しい事業や、そのタネを見つけていきましょう。

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