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vol. 07

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都市の今、未来 Smart World Now:Smart City

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これからの都市には、エネルギーの最適化や交通渋滞の緩和、移動困難者に関する対策といった社会課題の解決や、住民・企業の価値観、ニーズに合わせた全体最適化などが求められ、IoTやAIなどのICTを活用したスマートシティが注目を集めています。
日本の都市や地域において、今後どのような取り組みを行い、どのようなスマートシティを目指していくべきなのでしょう。国内外の事例も参照しながら探ります。

INTRODUCTION そもそもスマートシティとは?
Chapter 1.都市データの連携と活用 データをつなぎ、街のサービスを向上
Chapter 2.セキュリティ・防災力の強化 生活者が安心安全に暮らせる街へ
Chapter 3.人の移動・モノの輸送 スムーズな交通で快適な移動と輸送を実現

INTRODUCTION そもそもスマートシティとは?

スマートシティの変遷


出典:野村総合研究所「スマートシティ報告書 ー 事業機会としての海外スマートシティ ー」
総務省「情報通信白書 令和2年版」
内閣府 国家戦略特区「スーパーシティ構想とは」

スマートシティ推進の背景

都市で起こる問題

出典:富士通総研 2019年6月「地域・地方の現状と課題」

出典:戦略的イノベーション創造プログラム第2期「スマートシティリファレンスアーキテクチャホワイトペーパー」

日本のスマートシティ実現の課題

出典:戦略的イノベーション創造プログラム第2期「スマートシティリファレンスアーキテクチャホワイトペーパー」

Chapter 1. 都市データの連携と活用
データをつなぎ、街のサービスを向上

スマートシティには、AIやビッグデータの活用によるデータの蓄積・連携・活用が必要
それを叶えるのがデータ基盤「都市OS」



デジタルツイン によって都市計画・整備の質・効率の向上が期待される

デジタルツインの提供価値

出典:東京都「デジタルツイン実現プロジェクト」

Chapter 2. セキュリティ・防災力の強化
生活者が安心安全に暮らせる街へ

日本では近年犯罪件数や事故による死亡数が減少傾向にある一方、
発生しやすい場所・時間が存在している

出典:京都産業大学「『犯罪は増えていて凶悪化している』という誤解」

出典:警視庁「交通事故死者数」

犯罪の発生率が高い場所

出典:警視庁「東京の犯罪(令和2年版)」

対策として、見守りカメラや検知器による子どもや高齢者の位置情報の把握や、
事件情報の分析や容疑者のトラッキングによる犯罪・事故の予防が考えられる

また、気候変動に伴い災害が増加




出典:国土交通省「気候変動の影響について」

Chapter 3. 人の移動・モノの輸送
スムーズな交通で快適な移動と輸送を実現

人の移動

都市の課題としてあげられるのが交通渋滞

渋滞損失時間は都市部が突出

出典:国土交通省「基本方針に関するデータ集」

一方、地域の課題としてあげられるのが公共サービスの衰退と輸送人員の減少

バスや鉄道の輸送人員は大幅に減少

民間バスの約7割、地域鉄道事業者の約8割の経常収支が赤字


出典:国土交通省「地域公共交通の現状と課題」

都市部、地方部それぞれで需要に応じた効率的な交通の運用が必須
期待されるのが位置情報や交通観測データを活用したMaaSの活用


また、物流においては、ECサイトの普及と利用者増加に伴い宅配便取り扱い個数が増加

しかし、宅配の需要に対するトラックドライバーが不足している状況

出典:公益社団法人鉄道貨物協会「本部委員会報告書」

期待される取り組み


NTTコミュニケーションズ スマートシティ推進室より

持続可能な成長のため、NTTグループのみならず、パートナー・産業全体と連携し、DXによる社会・産業の課題解決を進めるSmart World/B2B2Xの取り組みは、社会から求められています。
現在、スマートシティ推進室ではデータ連携基盤であるSmart Data Platform for Cityを中心に、人流や顔認証による空調・照明制御、ロボットとエレベーターの連動によるデリバリーといった、利用者が安心安全で便利に過ごすことができるサービスの開発に取り組んでいます。共創の場「CROSS LAB」では、各推進室、パートナーとの協業により、新たなまちづくりに挑戦中です。

今後、デジタルツインの活用により、エネルギー・セキュリティ・地域活性化・防災など社会的課題を解決し、「人々が幸せになるまちづくり」を目指し、Smart World/B2B2Xビジネスのけん引役になっていきたいと考えています。

NTTコミュニケーションズのスマートシティの取り組みについてはこちらから。

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