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Smart World Now
2022.02.10(Thu)
Smart World Now:Smart City
目次
スマートシティの変遷
スマートシティ推進の背景
都市で起こる問題
日本のスマートシティ実現の課題
スマートシティには、AIやビッグデータの活用によるデータの蓄積・連携・活用が必要
それを叶えるのがデータ基盤「都市OS」
デジタルツイン によって都市計画・整備の質・効率の向上が期待される
デジタルツインの提供価値
日本では近年犯罪件数や事故による死亡数が減少傾向にある一方、
発生しやすい場所・時間が存在している
犯罪の発生率が高い場所
対策として、見守りカメラや検知器による子どもや高齢者の位置情報の把握や、
事件情報の分析や容疑者のトラッキングによる犯罪・事故の予防が考えられる
また、気候変動に伴い災害が増加
人の移動
都市の課題としてあげられるのが交通渋滞
渋滞損失時間は都市部が突出
一方、地域の課題としてあげられるのが公共サービスの衰退と輸送人員の減少
バスや鉄道の輸送人員は大幅に減少
民間バスの約7割、地域鉄道事業者の約8割の経常収支が赤字
都市部、地方部それぞれで需要に応じた効率的な交通の運用が必須
期待されるのが位置情報や交通観測データを活用したMaaSの活用
また、物流においては、ECサイトの普及と利用者増加に伴い宅配便取り扱い個数が増加
しかし、宅配の需要に対するトラックドライバーが不足している状況
期待される取り組み
NTTコミュニケーションズ スマートシティ推進室より
持続可能な成長のため、NTTグループのみならず、パートナー・産業全体と連携し、DXによる社会・産業の課題解決を進めるSmart World/B2B2Xの取り組みは、社会から求められています。
現在、スマートシティ推進室ではデータ連携基盤であるSmart Data Platform for Cityを中心に、人流や顔認証による空調・照明制御、ロボットとエレベーターの連動によるデリバリーといった、利用者が安心安全で便利に過ごすことができるサービスの開発に取り組んでいます。共創の場「CROSS LAB」では、各推進室、パートナーとの協業により、新たなまちづくりに挑戦中です。
今後、デジタルツインの活用により、エネルギー・セキュリティ・地域活性化・防災など社会的課題を解決し、「人々が幸せになるまちづくり」を目指し、Smart World/B2B2Xビジネスのけん引役になっていきたいと考えています。
NTTコミュニケーションズのスマートシティの取り組みについてはこちらから。
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