2025年7月より、NTTコミュニケーションズはNTTドコモビジネスに社名を変更しました

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2025.09.17(Wed)

新社名後、初の大型イベント!「産業・地域DXで共創する未来」を掲げる NTT docomo Business Forum'25 の注目ポイントを紹介

NTTドコモビジネスの法人ビジネスイベント「NTT docomo Business Forum'25」(以下「dBF'25」)が、2025年10月9日から2日間にわたって開催されます。今年7月にNTTコミュニケーションズからNTTドコモビジネスへと社名変更を果たし、新たなステージに向かう同社にとって初の大型イベントとなります。

今回の「dBF’25」のコンセプトは「産業・地域DXで共創する未来」とし、AI-Centric ICTプラットフォーム構想の具体化や、重点領域の展開強化を図ります。NTTドコモビジネスの目指す姿と、お客さまとの共創による未来のヒントが詰まった本イベントの見どころについて、NTTドコモビジネス 経営企画部 広報室長の山下 一石が語りました。

この記事の要約

「NTT docomo Business Forum’25(dBF’25)」は、社名変更後初の全社イベントとして、NTTドコモビジネスの認知拡大とお客さまとの相談・商談のきっかけづくりを目的に開催されます。コンセプトは「産業・地域DXで共創する未来」で、新社名と自律分散型社会を支えるプラットフォーマーとしての姿勢、4つの重点領域(AI・IoT・デジタルBPO・地域中小DX)を示します。展示は「先進テクノロジー」「イノベーション&共創」「業務DX&ICT基盤」の3テーマで構成され、AI-Centric ICTプラットフォームなど次世代ICT基盤や具体的な事例を紹介します。講演では経営陣やゲストが最新の取り組みや成功事例を発信し、来場者が「一緒に仕事をしたい」と感じられる場を提供しながら、未来を共に創造するきっかけづくりを目指しています。

※本要約は生成AIをもとに作成しました。

目次


    目指すは「産業・地域DXで共創する未来」

    ——「dBF’25」を開催する目的について教えてください。

    「dBF’25」には大きく2つの目的があります。「認知」と「お客さまにご相談いただくきっかけづくり」です。

    まず認知について、やはり一番知っていただきたいのは社名変更です。今年7月にNTTコミュニケーションズからNTTドコモビジネスへと社名が変わりました。これは社員にも大きな影響がありますし、もちろんお客さまにもしっかりと伝えていかないといけないことです。

    新社名とともに、我々が目指している企業と地域が持続的に成長できる自律分散型社会を支える「産業・地域DXのプラットフォーマー」としての姿と、後ほどお話しする4つの重点領域についても、認知していただく必要があります。

    そうした中で、「dBF’25」はNTTドコモビジネスの目指す姿を体現させていくものにしたいと思っています。今回のコンセプト「産業・地域DXで共創する未来」は、まさにこの目指す姿を表現したものです。

    2つ目のお客さまにご相談いただくきっかけづくりについては、新しいNTTドコモビジネスに期待感を持っていただき、その後の商談につなげていきたいということです。dBF(NTT docomo Business Forum)は、お客さまとのリレーションシップを強化するための年間最大のイベントですので、そこでしっかりときっかけをつくっていきたい、勢いを生むようなイベントにしたいと思います。

    大企業から中堅・中小企業のお客さまに、我々が提供できる価値を具体的に感じて、「一緒に仕事をしたい」と思っていただけるような場にしたいのです。

    ——「dBF’25」のキービジュアルも印象的ですね。

    コーポレートブランドマークである赤と黒を基調に、地球に夜明けが今まさに訪れようとしている瞬間のようなビジュアルとすることで、NTTドコモビジネスの先進性、誠実性、頼もしさ、プロフェッショナルさ、そして前進していく「静より動」の姿勢を表現しています。より大きなスケールで社会の隅々に価値を提供していくことをミッションに、新たなステージへと前進するという意図を込めました。

    AI-Centric ICTプラットフォームを核にした各展示

    ——展示内容はどのような構成になるのでしょうか?

    「先進テクノロジー」「イノベーション&共創」「業務DX&ICT基盤」の3つの大きなテーマを設けています。

    毎年、来場いただいたお客さまの声を集めているのですが、関心の高い分野としてまず挙がるのが、業務プロセスの効率化・省力化や業務コストの削減。次いでセキュリティの強化、デジタルマーケティングや商品サービスの差別化に関心が集まっています。こうした業務課題を解決するための技術や手段として、この3つのテーマを設定しています。

    まず「先進テクノロジー」では、目先の課題解決だけでなく、グループの先進的なテクノロジーを法人中核会社としてワンストップで提供し、中長期的な課題解決ができることを訴求します。

    「イノベーション&共創」では、主に事業部門(LoB)のお客さまをターゲットとし、共創をはじめとするビジネスモデルの変革、新規ビジネスの創出、CX向上などの課題解決に焦点を当てます。お客さまとどのような取り組みを行っているのか、具体的な事例やケーススタディを通じて、実際の共創の姿をご覧いただけます。のちほど詳しくお話ししますが、ここでは「AI-Centric ICTプラットフォーム構想」に関連する展示が中心となり、IOWNのような次世代ネットワーク技術も含めて、あらゆる部門のお客さまに共通して関心を寄せていただける内容を用意しています。

    「業務DX&ICT基盤」は、最もお客さまのニーズが高い分野で、業務プロセスやコストの効率化、オペレーションの高度化、セキュリティ強化など、普遍的にニーズが高い課題を解決できることを示します。主に情報システム部門や総務部門のお客さまをターゲットとしており、すぐに導入・活用できるソリューションを中心に展示します。

    ——「先進テクノロジー」を中心に展開される、AI-Centric ICTプラットフォーム構想の展示について詳しく教えてください。

    2025年6月にNTTドコモビジネスとゲットワークスとNTTPCコミュニケーションズは、これからのAI時代に最適な次世代ICTプラットフォーム構想(AI-Centric ICTプラットフォーム)の実現に向け、戦略的業務提携を締結しました。

    4つの重点領域と豪華な講演プログラム

    ——「dBF’25」では、新たにコンセプトエリアが開設されるそうですね。

    お客さまに新しいNTTドコモビジネスの目指す姿を理解していただくためにコンセプトエリアを設置しました。4つの重点領域と「IOWN」「OPEN HUB」などを3つのテーマにグルーピングして展示コンテンツを構成します。具体的には、会場の一方ではプレゼンテーションをはじめMCによるナレーションを行うといった構成を考えています。

    そこからAIエージェントなど「先進テクノロジー」の展示や「イノベーション&共創」に関する具体的な事例、そしてセッションエリアでは各ブースによる講演を聞いていただき、最後に「業務DX&ICT基盤」に関する展示を見ていただくという動線で設計しています。

    ——4つの重点領域について詳しく教えてください。

    4つの重点領域として、「AI」「IoT」「デジタルBPO」「地域中小DX」を設定しています。これらの領域は、先ほどの3つのテーマの中で取り組み内容を展示しています。「AI」については、AIエージェントやAI関連のアプリケーションなどの領域から、AIを利用するために最適化されたAI基盤(AIインフラ)である「AI-Centric ICTプラットフォーム」を紹介します。特に「AI-Centric ICTプラットフォーム」は、AIを支えるGPUが必要とする電力量増加に伴う電力の分散 、AIが生み出す予測困難な通信(通信量)やAIエージェント同士の通信に対するセキュリティ対策などを考慮した、AIの利用を最適化できる新たな時代のICTインフラです。産業・地域DXプラットフォーマーとして、すべてのお客さまにAIを活用した統合ソリューションをインフラ基盤サービスからアプリケーションサービスまでワンストップ提供できる我々の強みについて、その全体像をお見せしたいと思います。

    「IoT」については、空中ドローンの実物展示をはじめ、さまざまなIoTソリューションを紹介します。具体的な次世代サービスなども出展される予定で、グループ全体で取り組んでいる内容も含めて展示します。

    「デジタルBPO」では、業務プロセスの自動化や効率化を支援するソリューションを中心に、お客さまの業務変革を支援する具体的な事例を紹介します。

    「地域中小DX」は、特に力を入れている分野で、中堅・中小企業のお客さまは、大企業とは異なるニーズや課題をお持ちですので、そちらに特化したソリューションや成功事例を数多く用意しています。

    特に重要なのは、導入のしやすさと効果の分かりやすさ。大規模なシステム導入が難しい小企業でも、すぐに効果を実感できるようなソリューションを中心に展示します。また、同規模の企業での成功事例を具体的にご紹介することで、「自分たちでもできる」という実感を持っていただけるよう工夫しています。

    これら4つの重点領域は、それぞれが独立したものではなく、例えばAIとIoTを組み合わせたソリューションや、地域中小企業向けのAI活用事例など、相互に連携した形での展示も行います。お客さまにはこうした広がりを見ていただいて、さまざまな業種・規模の企業に対応できる我々のケイパビリティを感じていただければと思います。

    ——講演についてはいかがでしょうか。

    今年は講演プログラムも充実した内容になっています。まず基調講演として、小島克重社長が登壇し、新しい社名にかける思いや期待感について直接お伝えします。

    特別講演については、3つのテーマに沿った内容で、金井副社長、工藤副社長、大土副社長、本髙本部長による講演を予定しています。これらの講演では、各テーマの深掘りとともに、外部の有識者とのクロストークも行う予定です。

    ゲストを招いた講演も予定しており、実際にNTTドコモビジネスのソリューションを活用して成果を上げられた企業の事例を、お客さま自身に語っていただく機会も設けています。

    ——最後に、来場者に向けてメッセージをお願いします。

    NTTドコモビジネスとしての「驚きと感動」を伝えながら、NTTドコモビジネスの価値をお客さまに感じていただきたいと考えています。

    社名変更をしてから初めての全社イベントですので、ここで良い波をつくっていければと思います。お客さまの課題に触れ、未来を共に創造していくきっかけをつくれるような「手の届く未来を演出する」イベントにしたいですね。ご来場いただく皆さまには、ぜひ多くのヒントを持って帰っていただければ幸いです。

    「NTT docomo Business Forum’25」の申し込みはこちら

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