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Smart City
2024.11.01(Fri)
OPEN HUB Base 会員限定
猪苗代湖や磐梯山などの雄大な自然を有する福島県西部の中核都市の1つ、会津若松市。会津若松市では東日本大震災からの復興を契機に2013年から「スマートシティ会津若松」を推進しています。これまで「市民」「地域」「企業」の「三方良し」の実現を目指し、産学官連携で健康、福祉、教育、防災などさまざまな分野におけるICT活用を行ってきました。
2022年には「スマートシティ会津若松」の取り組みを次のステージへ進めるため、「会津若松市」「会津大学」「一般社団法人AiCTコンソーシアム」の3者で基本協定を締結。一般社団法人AiCTコンソーシアムにはアクセンチュアのようなグローバルカンパニーから地元企業・団体まで参画しており、多様な主体がデジタル田園都市国家構想交付金等を活用しながら、都市OSの構築とさまざまなサービスの開発に着手しています。
「スマートシティ会津若松」の取り組みの特徴として挙げられるのが、都市OS(データ連携基盤)の存在です。都市OSに連動するポータルサイトを様々なサービスの入口とすることで、利用者はポータルサイトのログイン情報をオプトイン(事前の承認・許可)に基づき他サービスに提供が可能になるとともに、複数のサービス間での連携を可能にすることで、手間なく便利にサービスを利用することができます。また、2023年度にはマイナンバーカードでのログインが可能となり、利用者はIDやパスワードを使用しなくても安全にサービスを利用することができます。
都市OS上で展開されるサービスはデジタル行政手続き、地域通貨、商店街・地域店舗のデジタルクーポンやポイントサービス、エネルギーの地産地消を推進するサービスなど多岐にわたります。現在、20以上のスマートシティサービスとデータアセットが都市OS上で接続されています。
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